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[[上田萬年]]
[[冨山房]]
https://dl.ndl.go.jp/pid/1900620


架蔵の背表紙は「ROMAJI_BIKI KOKUGO JITEN」だが改装か。

大正四年四月廿一日印刷
大正四年四月廿四日発行
大正四年四月廿七日再版
大正四年四月三十日三版
大正四年五月四日四版
大正四年五月七日五版
大正四年五月十五日六版
大正四年五月二十日七版
大正四年五月廿五日八版
大正四年六月十日 九版



はしがき 大正四年四月 文學博士 上田萬年 1-2
#null{{
思想があつて後にこれを表はすべき言語がある、言語があつて後にこれを記録すべき文字がある・思想を離れ
ての文字は生命の無い記に過ぎめ・青人の思想の内容が急々複雑細を極めるほど、これを記録すべき文字の形式は魚々簡単明快でなければならぬ。それから又、文字の形式に拘泥して煩瑣に陥る時は、思想の透達を妨
げっその達を阻める。西洋諸の文明が、古代希臘羅馬
以來、文藝復興期を經て二十世紀の現代に及ぶまで、常に活後に自然な愛達を遂げて、今日の世界的大勢力を形るに至つたのは、あくまで人間の思想の自由を尊び、文
字を單に思想の記號として、その形式を簡な二十六の
音標文字にしたである。東洋諸の文明が、支那印度
の古代に於て驚嘆すべき機達を遂げながら、中世以來表
離して振はなくなつたのは、繁雑な象形文字の形式に提へられて、思想の進歩をおくらしたである・わが日本の如きも、正しくその弊を受けたものである・
しかしながら,駸駿として進んでやまない人類文明の数達は、いつまでも原始時代の遺物たる象形文字の遊戯に耽ることをゆるさないのみならす。舊式の象形文字をいかほど繁雑に連れても、今日の進歩した思想を完全に表現することは難かしい、殊に社會の事物が金々繁忙と
なるに隨ひ、形式は恋々簡捷をぶ世の中である。漢文
字の使用は専門學者と雖も不便を嘆じて居る、況んや知
識慾の最も旺盛な學生や、事務の敏活をぶ箕際家の常
用に堪へざることは言ふまでもない。
かやうにしてわが國文に舊式の象形文字を全感して、箕用的の音標文字を採用することは吾人の理想であるが、未だ今日かに全く漢文字の知識を離れることは出
来ない。しかしながら人は機會あるごとに、無用の送文字の形式をぶ努力と時間とを省いて、これを社會有用の知識の上に向ける途を開かればならぬ、一個の死文字を記憶する間に,一個の活事物を観察することに努めねばならぬ、今後の文明世界は,活な思考力を出て、実利の知識を運用する國民に依ってのみ支配せられる・文字の死骸の解剖に自由な思考力を鈍らせられて居る國民は,文明の落伍者となる外はないのである。
東洋文明を代表して世界の指導に任すべき大使命を荷へる音等日本人は、断然文字を新にすることに依って思想を新たにし,思想を新たにすることに依って書等の新たな文明を作り出さねばならぬ。
手が「ローマ字びき語典」は質に上述の趣旨に基
づき、予等が本生する國字故長,ローマ字普及に對
する理想の一端を成就する微意の下に編成したもので
ある。ち煩瑣な歴史的假名道の東線や、屈な漢文字
の制約を脱して、自由にローマ字の便利を賞際に會得させようとするもので、僅か二十除のローマ字をさへ知れば、何人も自由に迅速に所要の言語を検出することが出来る。これは恐らくわが國語書界に於ける初めての試みであって、従つて不備の點も多くあるだらうと思ふ。
ただこの書の出版を機會として、今後種類この類の試みが、さまざまの墨者に依つて、いろいろの形式の下に機積され、これに依つてローマ字普及の理想が一日も早く達せらるいなら、著者の志は郎ち足るのである。
}}
凡例 1-6
#null{{
1.現今行はれて居る語書は、その種類素より少くないけれども、各語配列の法に至っては,五十音順でなければ、いろは順を以てし、絶えてこの二者の外に出
ない。煩しい歴史的假名遣が、一部少の軽者を除いて、一般人士の非常に惑ふ所であるのに顧慮し、根本的にこれが解決を試みんとした者のあるを聞かない。反復捜索して、途に所要の語を見出すことが出来なかつたとの勤は、依然として著者の常に耳にする所である・これ本書を編纂した所以である。
2.ローマ字はそのすべて二十六ある・けれどもわ
が音を表はすに不用な1,9♥Xの四字を省いたので、本書に用のたローマ字の数は、に二十二に過ぎない。
歴史的假名道法を熟知せると香とに拘はらす,在來の
書に比して、顔る便利であると信ずる。
3.現わがに行はれて居るローマ字の方:は、
ヘポン式と日本式とある。前者は最も一般に行はれ
るもので、後者は近年一部の者間に導せらるいらのである・本書はクッカeka の中に、クッたgaの中に収めたものなどを除き、大體所謂へポン式に振ったのである。
左に初學者のにその方を示さら。
なほ長音は母音(3,6,5,0,1)の上に一を附してこれを示した。
4. 各語の方は、すべて愛音のままであるも、特に歴史的假名道を示す要があるから、特殊のものは悉くこ
れたげた,即ち
1
はキの假名にするもののみをげて、イ
に感するものは全部これた楽げす。
e
はヱの假名道に屬するもののみを繋げて、エ
/に届するものは全部これをげす。
o
はヲの假名遣に居するもののみを楽げて、オ
にするものは全部これを繋げす。
・はオウワウ、ヲウ、オフ,アフの假名道に届
するもののみをげて、アウにするもの
は全部これを擧げす。
ka
1aはクワの假名道にするもののみを楽げて
力に届するものは全部これをげす。
куй
キュウキフの假名遣にするもののみを
繋げて、キウに選するものは全部これた撃
げす。


kyo はキヨウ、ケウケフの假名道に届するもののみをげて,キャウにするものは全部
これを撃げす。


コウ,クワウ、カフ,コフの假名道に属するもののみを募げて、カウに届するものは全
部これを擧げす。
sha

シュウ,シフの假名道にするもののみを
げて、シウにするものは全部これを撃
・げす。
sho

ショウセウ、セフの仮名道にするもののみを繋げて,シャウにするものは全部これを擧げす。
số

はソウ,サフの假名道にするもののみを楽
げて、サウに届するものは全部これを基げ
す.
•chõ

はチョウ、テウテフの名道にするもの
のみを擧げて、チャウにするものは全部
これをげす。
chũ

はチュウの假名遣にするもののみを擧げて、チウにするものは全部これをげす.
to

はトウ、タフの假名道にするもののみを撃げて、タウにするものは全部これを楽げ
す。
nyu

ニュウ、ニフの假名道にするもののみた
げて、ニウにするものは全部これな
げす。
nyo

はニヨウ、ホウ、ネフの假名道に届するもの

(中略)

なほ一語中にあつてwaと愛音するものは概ねハであるから、特にワの假名にするものだけを擧げて、ハに居するものは亦これを擧げない。
5.本は厚生をはじめ、普通一般人の用に資するのが第一の目的であるから、死語は成るべくこれを省き、主として重きを現代語に置き、その説明なども力めて平易にし、少しでも讀み難い文字には假名を附けた。
6.在來の國語書は、漢字の熟語を説明するに営つて,唯だその意義だけをげて、その文字に及ばない。隨
つて手び漢字書に就いて一~字義を調べるか、故事典の類によつてその由来を調べなければ、その最意を解することの出來ないものが、往往にしてある。本書はこの點に留意し,意義を擧げると同時に、少しでも難解のものは、その字義、語源由来などをも併せ読き、りて根柢
から會得せしめることを期した。
7.試が正確な類語の書を望んで居ることは、著者の多年耳にして居る所である、本書はこの話にも注意して力めてこれを擧げ、目つ少しでも讃み難いものに
は恐く假名を附け、出て貸用に便せんことを期した。
8. 廣く人口にして居る文學上必要な諺は、何人も知らんと欲する所であらう・本書は小にして、素よりこれを網羅することは出来ないが、従來の普通書に比して、この點にも多少留意したと信する。
9.本書は又生の便利を固り、また語には英語を併
記し、以て和英書の数をも兼ねしめんことを期した。
若し夫れ日本語使用區域の日に月に描大せられる今日
に営り、外人にして本書を使用するに至らんが、本書編集の意義は、更に一を加へたものとなるであらう・
著者識

}}
A~Zuzushii 1-1090

,A,1,40
,B,40,36
,C,75,32
,D,106,33
,E,138,15
,F,152,30
,G,181,39
,H,219,101
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,J,361,35
,K,395,191
,L,585,0
,M,585,58
,N,642,43
,O,684,27
,P,710,2
,Q,711,0
,R,711,28
,S,738,167
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,U,999,24
,V,1022,0
,W,1022,10
,X,1031,0
,Y,1031,45
,Z,1075,16
,最後,1090,



*改訂版 [#e9e10427]
はしがき 大正四年四月 文學博士 上田萬年 1-2
凡例 1-6
A~Zuzushii 1-1090
索引 一〜麤 1-82

(索引を増補したのみか)

#tweet_inc(https://twitter.com/uwazura/status/1442135812171177984)


[[るリスト]]
>ルビー
ルーブル 留
流布
累
壘
類
誄
類別
類題
累代
類語
羸弱
類似
累計
類句
累年
累卵
類例
瘰癧
累累
累算
類纂
累世 るいせい
涙腺 
縲絏 縲紲
累進
類書
類燒
類集
累囚
類推
縷述
留紅草
殳
瑠璃
流浪
縷縷
廬遮那佛
流轉
坩堝
流罪

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