#author("2020-05-02T00:20:05+09:00","default:kuzan","kuzan")
ISBN:4-309-40173-2:detail
河出文庫


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石沢英太郎「博多と福岡一ミステリーの風土」


夏樹静子「断崖からの声」
小林久三「赤い蛇」
夢野久作「空飛ぶパラソル」
夢座海二「どんたく囃子」
大貫進「死の配達夫」
久丸修「殺意を呼ぶ映像」
石沢英太郎「福岡・親不孝通り殺人事件」


解説 山前譲
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石沢英太郎「博多と福岡一ミステリーの風土」
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 一説として博多弁が小説の会話にそぐわない、ということも聞いたが、私もそのうち博多弁を駆使した小説を書いてみたいと思っている。
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解説 山前譲
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初めて"博多っ子"と知り合った時には、言葉の終りになにかと"とー"を付ける博多弁と、いささか荒っぽい彼の性格にびっくりもしたのだが、
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石沢英太郎氏は、大連生れで昭和二十八年から福岡に住んでいる(現在は太宰府市に在住)。まだ博多弁は苦手という事だが、
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