#author("2020-04-20T01:58:02+09:00","default:kuzan","kuzan") 坂詰力治編 isbn:9784273036362:detail:small 平成23.3.25 >> 序 坂詰力治 坂詰力治「抽象的表現から具体的表現へ――「もの」形容詞を通して見た一考察」 沖森卓也「文字法と用字法」 蜂矢真郷「中世形容詞と両活用形容詞」 林史典「〈四つ仮名〉の区別は何故〈江戸時代初期〉に失われたか――日本語舌音の通時論」 土屋信一「公的な場面と私的な場面――「場面」の観点の導入」 陳力衛「「新漢語」とはなにか――漢籍出典を有する語を中心に」 上野善道「「上げ核」の由来――奈良田アクセントの成立過程」 伊藤雅光「『日本書紀』における漢語死亡動詞の字音字彙体系の構造史モデル」 柳田征司「『和名集并異名製剤記』の本文の性格――『本草異名記』『製剤記』との比較を通して」 乾善彦「『三宝絵』の三伝本と和漢混淆文」 阿久澤忠「源氏物語の「しげ木のなか」――仮名文の中の漢字」 井島正博「上代・中古語推量助動詞の確定条件用法」 倉島節尚「弾指・つまはじき考」 小久保崇明「『大鏡』注釈二題」 郭木蘭「建造物関係の語彙について――『今昔物語集』を中心に」 中山緑朗「記録語彙の変遷――『民経記』を軸として」 若林俊英「『続拾遺和歌集』の「詞書」の語彙について」 金子彰「鎌倉時代仏教者夫妻親鸞・恵信尼の用語――言語の地域差について」 山本真吾「勧修寺法務寛信の言語生活について」 見野久幸「中世戦記物語に見られる「-奉る」・「-参らす」」 山田潔「清原宣賢講『論語抄』の語法――「叡山文庫本」と「京大図書館本」との抄文比較」 小林千草「龍谷大学蔵『謡抄』欠巻部における注釈文体と用語――守清本『謡抄』の考察を通して」 小林賢次「質問表現における「聞ク」と「問フ」「尋ヌル」――室町時代から近世前期上方語まで」 松岡洸司「こんてむつすむん地の語彙変化」 安田尚道「日本語数詞の倍数法について」 鈴木功眞「寛文四年版袖珍倭玉篇の画引きに就いて」 木村一「『訳通類略』について――対訳辞書に見ることばの消長」 高梨信博「近世語資料としての御触書」 朱京偉「蘭学資料に見える三字漢語――明治期の三字漢語とのつながりを求めて」 服部隆「江戸時代のオランダ語研究における「助語」小考――中野柳圃『助詞考』・宇田川玄随『蘭訳弁〓』における訳語を中心に」 荒尾禎秀「『雅言集覧』の漢語」 浅野敏彦「『航米日録』の漢語――古代漢語と近世中国語」 山口豊「『呉淞日記』の中の漢語」 田貝和子「明治期小説作品の地の文について――文末の承接から」 木村義之「発話導入部にみえる対人配慮について――明治・大正時代の謝罪・感謝系の表現を中心に」 桜井隆「軍事用語の変遷」 橋本行洋「現代語「特化」の展開――使用の拡大と意味変化」 許羅莎「「いい加減」の意味分析」 陳世娟「「匂い」と「香り」の意味用法――評価性とそのコロケーションに着目して」 あとがき <<