#author("2023-04-13T00:20:24+09:00","default:kuzan","kuzan") [[井上ひさし]]傑作時代短編コレクション ちくま文庫 2020 秘本大岡政談 花盗人の命運は『大明律集解』にあり だいみんりつしゅうかい 焼け残りの西鶴 背後からの声 いろはにほへと捕物帳 藤むらの田舎饅頭 質草 合牢者 帯勲車夫 解説 書物愛と戲作者の技 山本一力 //7 幅一寸の余白もない //13 馴れた口調 //24 ぐゎらりと //27 //34 御書物を素手で扱うのは厳禁らしい p.51 国書(日本人が日本語または漢文であらわした書物) //64 遠い昔が、いま一冊の書物を仲立ちにして、ここに、いまこそ蘇る //69 豆腐ぐらいも柔かだから //78 なにによりかにより //91 死虫《しにむし》 //103 ゴマント乱れ飛んでる //107 私が女子なら『まあ、好いたらしい』とかなんとか言うところですが //112 寒さ疣 //125 生《は》やかします //128 悪ぐさく //133 大気の澄んだ地方《じかた》で //134 一膳飯は「越前」の字謎だろう //141 軽腰で //143 落ち間 //144 いかにも物体ぶった口調で //145 //148 口ぶりには[…]憧れの調子が //154 明々白 //154 板垣にもたせかけて //155 手足れ衆 //161 //170 肩を聳やかした //172 肩をすぼめ //174 江戸の歳時記に載ってしまった。しばらくすると俳句の季題に //175 //182 拍手《て》 //184 おった //194 オギャオギャ泣いていた //202 子どもが苦い薬を飲みおろすときによくやるように大きくひとつ頷いて //222 唐詩選を浄書 //287 標的《ほし》 //290 練熟者 //291 手をひらひらと横に振った //291 //296 イノシシとは拾円札のことである //302 //304 第一等の花街とすれば //305 線香場《ちょうば》から //306 肺患 //316 菊五郎の口まね //321 鼻下長 //322