#author("2020-09-06T19:04:22+09:00","default:kuzan","kuzan") 奥村三雄 『方言国語史研究』 東京堂出版 #amazon(4490201605, , ) <blockquote> 目次 序文 第一章 方言国語史 第一節 方言国語史とは 第二節 口語史的概念としての方言国語史 第三節 方言国語史と文献国語史 第二章 方言国語史の方法 第一節 方言国語史の考え方 第二節 地域的比較法 一 方言分布を解釈する 二 基本的原理としての隣接地域に関する仮説──方言区分論へ── 三 その他の仮説──分布相の解釈 第三節 地域的比較の補助的原理 第三章 方言分布相から史的考察へ──周圏論的分布を中心に 第一節 いわゆる周圏論的分布ー語彙論的現象 第二節 音韻現象 第三節 対馬方言の史的考察-離島の方言 第四章 方言系譜論──方言国語史学の一環として 第一節 九州諸方言アクセントの系譜 一 方言系譜論──アクセントの系譜 二 九州諸方言のアクセント 三 豊前式の成立 四 見島式アクセントについて 五 筑前式と西南部式の分派 六 筑前式の成立と展開 七 西南部式の成立と展開 八 いわゆる一型式について 九 結びに代えて──付表・付図 第二節 近畿諸方言アクセントの系譜 一 近畿諸方言のアクセント ニ 甲式アクセント 二-一 近畿諸方言アクセントの祖形としての甲1式 三 いわゆる乙式アクセント 三-一 乙式諸方言の成立 四 B式・C式アクセントーいわゆる垂井式アクセント 五 A式アクセント 五-一 A式アクセント認定の問題 六 結びに代えて 六-一 近畿諸方言アクセントの系譜 六-二 付 図 六-三 参考文献 第五章 方言国語史と日付け 第一節 具体的日付けと相対的新古関係 第二節 方言国語史の日付け考察 第三節 諸方言アクセント分派の時期──外来語音の問題 第六章 方言国語史的に見た南島方言(1) 第一節 方言国語史はどこまで溯り得るか 一 方言国語史といわゆる古さの問題 二 南島諸方言の古さ 第二節 いわゆる特殊仮名遣イ列甲・乙類の区別傾向 一 キ・ギの甲・乙類区別 ニ ヒ・ビ・ミの甲・乙類区別 三 イ列甲・乙類の区別まとめ 第三節 オ列甲・乙類の区別傾向 第四節 工列甲・乙類の区別傾向 第五節 まとめ 一 現象の解釈 二 第六章関係資料一覧 (1)古代中央語のキ・ギ甲類 (2)古代中央語のキ・ギ乙類 (3)古代中央語のヒ・ビ甲類 (4)古代中央語のヒ・ビ乙類 (5)古代中央語のミ甲類 (6)古代中央語のミ乙類 (7)古代中央語のケ・ゲ乙類 (8)古代中央語のへ・べ甲類 (9)古代中央語のへ・べ乙類 (10)古代中央語のメ甲類 (11)古代中央語のメ乙類 (12)古代中央語のコ・ゴ甲類 (13)古代中央語のコ・ゴ乙類 (14)古代中央語のソ・ゾ甲類 (15)古代中央語のソ・ゾ乙類 (16)古代中央語のト・ド甲類 (17)古代中央語のト・ド乙類 (18)古代中央語のノ甲類 (19)古代中央語のノ乙類 (20)古代中央語のヨ甲類 (21)古代中央語のヨ乙類 (22)古代中央語のロ甲類 (23)古代中央語のロ乙類 第七章 方言国語史的に見た南島方言(Ⅱ) 第一節 イ(i)/ヰ(wi)、エ(e)/江(ye)/ヱ(we)、オ(o)/ヲ(wo)の区別 一 語頭音を中心に 二 語中尾音 三 第七章第一節の関係資料一覧 地域別資料一覧 語彙別資料一覧 第二節 ハ行子音p 第八章 方言国語史的に見た日本語諸方言 第一節 奈良時代以前の分派現象を追って 第二節 上代東国語の問題 第三節 ハ行子音p 第四節 アクセント現象を中心に 第九章 方言国語史と文献国語史の連繋 第一節 京都語を溯るーアクセントを中心に 一 京都語アクセントの史的変化 二 近代京都語のアクセント変化 三 ●●○型の回避現象をめぐって 四 語末下降調の回避現象-多音節語 第二節 いわゆる文法的現象 一 近世後期上方語とその資料 二 二段活用動詞の一段化 二-一 文献資料による検討 三 サ行四段活用動詞の音便 三-一 文献資料による検討 四 使役辞 四-一 文献資料による検討 五 敬語辞 五-一 文献資料による検討 六 確定順接辞 後書き 索引 </blockquote>