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奥村三雄 1973 風間書房
聚分韻略

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[[奥村三雄]] 1973 風間書房
[[聚分韻略]]
https://dl.ndl.go.jp/pid/12448809
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はしがき(濱田敦)


第一部  聚分韻略の基礎的研究
 第一章  序説
 第二章  聚分韻略諸本考
  一 聚分韻略諸版本の分類
  二  原形本と三重韻
  三  原形本の分類
  四 三重韻における無訓版と付訓版
  五  無訓版三重韻の分類
   五-一 大型無訓版
   五-二 小型無訓板
  六 付訓版における増補改編の有無
  七 初期の付訓版-原三重韻本
  八 増補本三重韻の分類
   八-一 七行増補本
   八-二 六行増補本甲類
   八-三 六行増補本丙類
   八-四 六行増補本乙類
  九 改編本類について
  十 別種改編本について
   十-一 聚分韻略の影響
  十一 聚分韻略の版本と写本


 第三章 聚分韻略原形本の性格
  一 成立事情を考える
  二 意味分類について
   二-一 古辞書類の意味分類
  三 韻分類-広韻の通用韻
   三-一 諸文献の韻分類
  四 本文の内容-広韻との相関性
   四-一 広韻とその他の韻書類


 第四章 国会図書館蔵略韻と聚分韻略
  一 国会図書館蔵の略韻について
  二  略韻の古さと新しさ-韻目表示を中心に
  三  聚分韻略の増補改編本類として見た略韻
   三-一 略韻の音訓カナ
   三-二 その他の諸問題
  四 聚分韻略の古態を示す略韻
   四-一 聚分韻略増補改編本類との違い
  五 聚分韻略と略韻の関係


 第五章 聚分韻略の改版とその盛行
  一 聚分韻略の改版について
  二 三重韻本の成立
   二-一 朝鮮版三重韻との関係
      二-二 三重韻本への過渡期
  三 音訓カナの付刻
  四 聚分韻略の盛行 中世無調版の場合


 第六章 慶長十七年版付刻カナの性格
  一 底本としての慶長版
  二 慶長版の付刻カナと中世無訓版の加筆カナ
   ニ-一 先行付訓版たる無刊記本の問題
  三 慶長版の付刻唐音と中世版
   三-一 内閣文庫蔵原形九行本を例として
  四 慶長版の訓カナと中世版
  五 国会図書館蔵文明十三年版との関係
   五-一 慶長版付刻訓と文明版加筆訓との差
   五-二 小型付訓刻本としての慶長版
  六 慶長版付刻カナの典拠をめぐって


 第七章 国語史料として見た聚分韻略
  一 聚分韻略諸本の音訓カナ
  二 字音資料として見た聚分韻略
   二-一 唐音資料として
  三 聚分韻略における唐音資料A類
   三-一 臨済曹洞系唐音資料各種
   三-二  唐音形の判定
   三-三  音韻史の為に
 四 聚分韻略における唐音資料B類・C類
  四-一 聚分韻略の唐音資料C類と類推的字音形
 五 慶長板付刻カナの資料的意義と出自関係


第二部 聚分韻略諸本の複製
 一 はじめに
 二 慶長壬子版聚分韻略(京都大学付属図書館蔵本)
 三 文明辛丑版聚分韻略(国立国会図書館蔵本)
 四 無刊記原形十行版聚分韻略(国立国会図書館蔵本)
 五 略韻(国立国会図書館蔵本)


第三部 慶長壬子版聚分韻略総索引(巻末)
 凡例
 慶長壬子版 漢字索引
 慶長壬子版  訓カナ索引
 慶長壬子版  音カナ索引


あとがき
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