#author("2020-08-27T10:02:40+09:00","default:kuzan","kuzan") 奥付 >昭和五年五月十日発行 現代口語歌辞典 定價金壱円 編者 [[松本仁]] https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00041994 発行所 紅玉堂書店 扉 >現代/口語歌辞典 松本仁 編 著 東京/紅玉堂 目次 >目次 (1) 凡例 昭和五年季春 松本仁 (2-3) (本文) 嗚呼〜女の匂ひ 1-251 凡例より >一、本書は現代口語歌にあらはれてゐる枢要なる語句を五十音順に摘録、配列し、…… 一、 一、収むる語数は実に約二千 一、語句は主として成句として録した 一、品詞の部類は少しもしてゐない。 一、 一、 一、 ラ行 >老馭者の 裸形が 落伍した 洋妾《らしゃめん》が 裸体の我を 裸体の女 裸婦一人 濫費して 爛々と ランデブー ランナーは 卵黄《らんくわう》を りうりうと 陸橋を 緑色の夢 理由も無しに 旅愁をそそる 輪廓 林間湯 林檎の花を リンチを加へたい 利己主義丈けの 輪廻の心 涙痕に ルンペンの 玲瓏と 露西亜のまどろす 魯鈍な 鹵簿を待つ