#author("2020-10-04T22:41:49+09:00","default:kuzan","kuzan")
片塩二朗
『活字に憑かれた男たち』
朗文堂

ISBN:4-947613-48-3
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まえがきにかえて


[[変体活字]]廃棄運動と志茂太郎
 戦争協力の美名と印刷活字の処分
 黄金の昭和初期、そして戦火のなかに消えた書物
 水面下でおこなわれた活字を襲った暴挙
 活字文化の復活をめざすみち
 戦後の[[金属活字]]とは


[[津田伊三郎]]と[[宋朝体]]・正楷書体活字の移入
 活字をもとめて
 上海からきた宋朝体
 ふたつの宋朝体の誕生


神を創った活字研究者・[[三谷幸吉]]
 貧乏をおそれないのんき者
 本木神話の原形
 三谷がのこした書物
 本木昌造鋳造活字始祖説の形成
 編者曰くと補遺
 わが国の印刷術開拓者たちの以上総代


最末期のパンチカッター・安藤末松
 関東大地震から落日の築地活版
 インチキ活字など彫れるか……技術の端境期のひと
 消えていった[[戦時中]]の活字
 敗戦、復興の槌音のなかでの伝統技術者


嘉瑞工房三代記
 波紋をよんだロンドンからの一通の手紙
 [[井上嘉瑞]]の活字とのこした書物
 謎の解明がまたれる欧文印翩研究会と東方社
 [[明治神宮]]の地下に印刷の秘密工場を
 嘉瑞工房の再建と継承
 ゆるされた入門
 焼け野原からの再興
 工房第四期始動へ
 金曜サロン
 次代へむけて


マーダシュタイク父子とボドニ、そして明朝体・
 書籍形成法《タイポグラフィ》の王者・王者の書籍形成家《タイポグラファ》、ボドニ
 廃虚だったスタンペリァ・リアーレ・
 日本のボドニ活字、はるかなる活字の旅路
 モダン・ローマン体とモダン・チャイナ体としての明朝体
 ルネサンス期の古典書体の発掘への進歩
 非凡なる二代目印刷者マルチーノ・マーダシュタイク
 プライベート・プレス神話の形成
 グラフィックデザインとエディトリアルデザイン
 バルドネガ・エステティック・ラインの試み
 各社ではじまった[[電子活字]]の改刻作業


石原忍のあたらしい文字の会
 [[近視]]と読書
 ながい歴史をもつ国語、漢字改革運動
 [[石原カナ文字]]の誕生
 あたらしい文字とあたらしい文字の会-


それでも活字はのこった [[森川龍文堂]]と[[森川健市]]
 本木昌造の系譜をひく、誇りたかい金属活字鋳造所
 あいつぐ書体開発と見本帳の発行
 執念の[[龍宋体]]の開発
 新聞用ルビつき偏平明朝体の開発と廃止
 二冊の『国訳孝経・父母恩重経』にみる龍宋体
 甦った森川龍文堂の活字


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