#author("2021-09-27T09:19:01+09:00","default:kuzan","kuzan") 白岩広行 ――実は俺、まだ学生なんだっけ [[『阪大社会言語学研究ノート』]]8 2008.3 pp.14-29 >> 1.はじめに 2.福島方言の文末詞ケ 2.1.東北諸方言のケ 2.2.福島方言のケ 3.2つの「ノダッケ」 4.文末表現ノダッケの形態統語論的特徴 5.文末表現ノダッケの用法 5.1.基本的意味 5.2.ノダとの比較 5.2.1.「のだ」の用法 5.2.2.野田(1997)の枠組みによる比較 5.2.2.1.スコープの「のだ」 5.2.2.2.対事的な厶ードの「のだ」 5.2.2.3.対人的なムードの「のだ」 5.2.3.聞き手にとっての未知/既知の別による比較 5.2.4.ノダとノダッケの違い 5.3.談話的な特徴 5.3.1. (前置きを述べることによる)ターンの維持 5.3.2.聞き手への反発 6.まとめ << >> 【参考文献】 金田章宏(1989)「古典語文法と東北方言一「けり」と「け」をめぐって一」『国文学解釈と鑑賞』51.8 小林隆(2004)「終助詞「ケ」の歴史――方言形式の成立(2)――」『方言学的日本語史の方法』ひつじ書房 渋谷勝己(1994)「[[鶴岡方言]]のテンスとアスペクト」国立国語研究所報告109-1『鶴岡方言の記述的研究』秀英出版 (1999)「文末詞『ケ』――三つの体系における対象研究――」『近代語研究』10 渋谷勝己・澤村美幸・[[大久保琢磨]]・松丸真大(2006)「山形市方言の文末詞シターベシタ・ガシタの意味にもとついて一」『阪大日本語研究』18 大阪大学大学院文学研究科日本語学研究室 高田祥司(2004)「岩手県遠野方言の非動的述語及び否定のテンス――〈過去〉の場合における「-ケ」の使用を中心に」『日本語文法』4-2 [[竹田晃子]](2004)「山形市方言におけるテンス・アスペクトと文末詞ケ」『国語学研究』43 東北大学文学部国語学研究室 田野村忠温(1988)「否定疑問文小考」[[『国語学』152]] (1999)『現代日本語の文法1 「のだ」の意味と用法』和泉書院 (1993)「「のだ」の機能」『日本語学』12-11 長澤亜希子(1999)「秋田方言の終助詞「ケ」について」日高水穂編『秋田大学ことばの調査』秋田大学教育文化学部日本・アジア文化研究室 中田敏夫(1979)「静岡県焼津市方言の過去表現」『日本語研究』2 東京都立大学日本語研究会 野田春美(1997)『「の(だ)」の機能』くろしお出版 半沢康・竹田拓(2005>『福島大学研究年報別冊 阿武隈急行グロットグラム調査報告(1)』福島大学 [[又平恵美子]](1996)「終助詞の研究――「っけ」の機能」『筑波日本語研究』1筑波大学文芸・言語研究科日本語学研究室 松丸真大(2004)「静岡県榛原郡中川根町方言の過去表現」真田信治編『静岡・中川根方言の記述』 大阪大学日本語学研究室 山口幸洋(1968)「静岡県方言の過去表現について」[[『国語学』75]] (1999)「テンスに関わる過去表現「~ッケ」の変容」『静岡・ことばの世界』2静岡県方言研究会 [[吉田雅昭]](2004)「東北方言における文末表現形式「ケ」の用法」『国語学研究』43 東北大学国語学研究室 <<