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[[西村健]]

小説シリーズ
福岡方言



*『ゆげ福 博多探偵事件ファイル』 [#dfa0a165]

*『博多探偵ゆげ福 はしご』 [#y101765e]
p.24 ついつい、[[博多弁]]が口を突いて出る。敢えて[[標準語]]を使って相手との距離を保つ、などといった[…]

*『博多探偵ゆげ福 完食』 [#yd3e3326]
p.74 [[関西弁]]のジョークは毒が強く、心臓に悪い。
p.100 「おう、ちょっと事情のあって、くさ」親しい相手と話すとつい、元の博多弁に戻ってしまう。
p.142 「それが、くさ」草薙は言うのだった。東京生活は長いが九州の人間と話すと、あっという間に方言に戻ってしまう。
p.166 石黒が喋った[[熊本弁]]を、弟が勘違いして受け取るということはいかにもあり得る
p.167 我々、九州の人間はしばしば自分が「そちらに行きます」と言うべきところを「そちらに来ます」と称する。
p.167 [[九州弁]]では家のことをしばしば「がた」と言い表す。「俺の家」は「俺がた」、「○○君の家」は「○○君がた」である
p.278 [[鹿児島弁]]は人為的に作られた、という説がある。江戸幕府のスパイが情報収集に来 て、町の噂を集めたくとも全く聞き取れないように。薩摩藩がわざと分からないような方言にした、というのだ。またお陰で、言葉で他所者か否か直ぐに判別できる。本当かどうかは知らないが、そういう説が出るほど鹿児島弁は、同じ九州人でも通じないというのは紛れもない事実である。独特のアクセントと抑揚を有するため、地元人どうしで喋られると他所者には聞き取ることすらかなり難しい。
p.281 鹿児島人は地元どうしで話す時はディープな方言だが、他所者が相手の場合は極力、標準語を使う。
p.298 鹿児島弁特有の抑揚があるため一瞬、何を言っているのか分からないくらいだった。
p.372  鹿児島弁は独特だ。江戸時代、幕府の間者が来ても人の言葉が分からないように敢えて方言を作った、との説すらある程だ。イントネーションも特徴的である。俺達からすれば何故そこに? と感じるようなところにアクセントが来る。[…]この場合、助詞である「が」に最大のアクセントがつく。逆に語頭の「つ」や語尾の「い」は弱く発音する。殆ど聞き漏らしてしまうくらいである。

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