#author("2021-10-24T14:23:25+09:00","default:kuzan","kuzan")
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音韺は[[若槻敬]]の撰で文化十一年(二四七四)の自叙が有る。先づ附言三十四則ありて韻学につきて深造せしを述ベ、ついで圖となる。圖は平声三十韻を用ひて韻部と云ひ、其の東冬江魚虞蕭肴豪尤侵覃鹽咸の十三は一圖づゝ他の十七は二圖づヽ即ち四十七圖より成り、字母は三十六なれども文字を更め、四聲は明の[[葉秉敬]]の説に從ひて二等としたから圖面の〓數も韻鏡の約半分となったのを簡約便捷と誇って居る。四聲一紐も韻鏡と異なる多いが其の理由は述べてない。
(岡井慎吾『日本漢字学史』)
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