吉沢義則「国風暗黒時代に於ける女子をめぐる国語上の諸問題」
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吉沢義則
http://uwazura.seesaa.net/article/2248784.html
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序
一 国語の再認識
二 歌体の変化
三 物語文学の発生
四 平仮名の発達
五 国語学の衰退
一 仮名遣
二 活用語
三 てにをは
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萬葉時代が去つて古今時代の出現を見るまでの間に、吾人は[...
推古天皇の御代遣唐使の事が始まつてからは、支那文化の輸...
國風暗黒時代といつても和歌が全く亡びたといふわけではな...
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萬の世の中色につき人の心花になりにけるより、あだなる歌は...
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とある通り、和歌が戀の世界に隱れた時代を暗黒時代といふの...
當時の女子教育は漢學には殆ど無縁といつてよい有樣であつ...
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凡成長頗知物情之時、朝讀書傳、次學手跡、其後許諸遊戲、
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とあつて、漢學學習が第一に數へられてゐるが,女子教育になると
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村上の御時宣耀殿の女御ときこえけるは、小一條左大臣の御女...
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とあつて漢學の事は全く見えてをらず、全部趣味教育であつた...
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書どもわざとおきかさねし人【宣孝】も侍らずなりにし後、手...
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と見えてゐる。
光明皇后有智子内親王勤子内親王の如き漢學に通じた方々も...
かうしたわけで漢字漢文に縁のなかつた女子の世界には、詩...
女子は漢學をしなかった。假令漢學の知識があったにしても...
国風暗黒時代は男子は詩文、女子は和歌と、男女子文學の分...
一、国語の再認識
二、歌體の變化
三、物語文學發生の準備
四、平假名の發達
五、国語學の衰退
今この五項を題目として私見を述べて見よう。
(つづく)
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吉沢義則
http://uwazura.seesaa.net/article/2248784.html
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序
一 国語の再認識
二 歌体の変化
三 物語文学の発生
四 平仮名の発達
五 国語学の衰退
一 仮名遣
二 活用語
三 てにをは
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萬葉時代が去つて古今時代の出現を見るまでの間に、吾人は[...
推古天皇の御代遣唐使の事が始まつてからは、支那文化の輸...
國風暗黒時代といつても和歌が全く亡びたといふわけではな...
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萬の世の中色につき人の心花になりにけるより、あだなる歌は...
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とある通り、和歌が戀の世界に隱れた時代を暗黒時代といふの...
當時の女子教育は漢學には殆ど無縁といつてよい有樣であつ...
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凡成長頗知物情之時、朝讀書傳、次學手跡、其後許諸遊戲、
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とあつて、漢學學習が第一に數へられてゐるが,女子教育になると
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村上の御時宣耀殿の女御ときこえけるは、小一條左大臣の御女...
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とあつて漢學の事は全く見えてをらず、全部趣味教育であつた...
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書どもわざとおきかさねし人【宣孝】も侍らずなりにし後、手...
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と見えてゐる。
光明皇后有智子内親王勤子内親王の如き漢學に通じた方々も...
かうしたわけで漢字漢文に縁のなかつた女子の世界には、詩...
女子は漢學をしなかった。假令漢學の知識があったにしても...
国風暗黒時代は男子は詩文、女子は和歌と、男女子文學の分...
一、国語の再認識
二、歌體の變化
三、物語文學發生の準備
四、平假名の發達
五、国語學の衰退
今この五項を題目として私見を述べて見よう。
(つづく)
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