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[[樺島忠夫]]
三省堂新書40
[[樺島忠夫『文章工学』]]の続編
はじめに
Ⅰ 文学とことば
1 短歌の運命
短歌と文語2
現代に生きる七五調3
四拍子のリズム6
五七調から七五調へ6
句の切れ目とことばの切れ目10
句を文節で構成するにはU
現代の短歌は何をよむか13
現代的な語は長さが長い14
自立語の長さ
現代の短歌は多くの文節を含まなければならない9
現代の短歌は多くの文節を含む20
助詞・助動詞を節約する表現22
短歌の進む道23
2 話しことばの表現特性
話しことばの表現特性25
表現の選択28
自動点滅器と電気ごたつ30
動物の行動M
表現選択の方略32
安全第一の方略33
相手の出方を考える
表現行動をなりたたせる条件
ことばの線条性
フィードバックその一4
フィードバックその二43
話しことばと書きことばの条件46
ことばの送り出し46
フィードバ″クー50
話しことばがそのまま伝わる
不整表現と異常表現52
冗長度の増大53
フィードバックⅡ56
冗長度の縮小59
かくして話しことばの表現特性が成立する61
対人関係と表現の選択63
Ⅱ 文体と表現
3 谷崎潤一郎の文体
文体とは72
なぜ文体という概念が必要か74
文体はなぜ生じるか75
文章が与える印象76
文体をいかにとらえるか78
谷崎潤一郎の文体79
大正期の文体82
物語り的文体への移行83
物語り形式の効果84
描写と説明85
描写の方法
説明的表現89
描写の度合いをとらえる91
説明的表現と接続詞・接続助詞
接続詞の使われ方を表現する97
数字の魔術?98
説明の度合いをとらえる101
文の長さ103
叙述の眼105
4 小説と現代生活
小説と経験
小説とモデル「耳疣の歴臾」110
小説とモデル「破船」113
小説の主人公116
小説の読者119
文学的経験と実際的経験121
コピー的経験123
事実の選択124
ワクづけの問題127
抽象化の問題130
煽動130
コピー的経験と文学的経験131
Ⅲ 文章と創造
5 文章の書き方と作文教育
すぐれた文章を速く書くために136
過去の作文教育137
言語行動の機能142
作文教育の目的・機能145
6 文章創造の方法と作文指導
文章構成法148
材料集めの手法151
ブレーンストーミング152
題目の捜し方156
外部探索156
アウトラインを立てる必要はないという説158
構造化159
構造化を共同で行なうには164
構造化の技術としてのKJ法164
アウトライン作成165
文章を書く169
段落はなぜもうけるか172
文脈の原理172
表現を具体的に174
表現の基本的なありかた175
凝縮的表現-冗文的表現175
要約的表現-描写的表現178
記述的表現-説明的表現-印象的表現179
通達的表現-感化的表現180
明示的表現-暗示的表現180
教室での指導
この文章作成法の効果189
表現の研究―あとがきに代えて 191