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#author("2022-10-08T12:00:07+09:00","default:kuzan","kuzan")
https://www.izumipb.co.jp/book/b584165.html
第1部 対照文法の課題と方法
日本語の歴史的対照文法の成果と課題 小田勝
対照文法の領分 大木一夫
第2部 述語の対照文法
「可能」「自発」の歴史的対照―「る・らる」と「可能動詞・られる」―吉田永弘
「連体「なり」」の機能をどう捉えるか―「のだ」との用法比較を通して― 高山善行
第3部 連体・連用の対照文法
副助詞のノ連体用法の史的展開 宮地朝子
副詞から見た古代語と近代語 川瀬卓
第4部 指示・情報の対照文法
日本語指示詞の指示の変容―聞き手の存在と結びついた「そ」― 藤本真理子
主語焦点構文における平安時代語と京都市方言の対照研究―古代語の文法にひそむ多様性を見出していくために― 竹内史郎
現代語と古代語の「係り結び」―焦点表示機能と主題表示機能を視野に入れて― 野田尚史
第5部 疑問・確認の対照文法
話し手の行為について問う文―疑問文の歴史的対照の試み― 林淳子
確認の終助詞の歴史的対照―現代語の「ね」と中古和文の「な」― 富岡宏太
第6部 丁寧語の対照文法
現代日本語の「です・ます」と中世前期日本語の「候ふ」の異なり―「丁寧語不使用」の観点から― 福嶋健伸
近世後期洒落本の丁寧語の運用―現代の談話資料との対照― 森勇太
索引