#author("2020-08-13T13:42:53+09:00","default:kuzan","kuzan") 岩波講座日本語 1977.8.26 >> まえがき(1977.9) 1 音韻の体系と構造 橋本萬太郎 一 音声と音韻 二 単音と音韻 三 音組の構造と体系 四 音韻と音素 五 音節と音用論(phonotactics) 六 音節とモーラ 2 発音の機構 垣田邦子 一 発音の機構 二 発音の観察 3 音声の物理的性質 藤崎博也・杉藤美代子 一 音声の生成および音響的特徴 二 連続音声中の音素・拍の特徴と知覚 三 単語アクセントの特徴とその知覚 四 調音と音調の時間関係 4 現代日本語の音韻 城生佰太郎 一 休系と構造 ニ モーラ形成音素 三 非モーラ形成音素 5 音韻の変遷(1) 大野晋 一 奈良時代の音節数の推定と万葉仮名 二 平安時代のはじめの音節数 三 ヌとノとのこと 四 奈良時代の文献の真偽の判定 五 母音の区別と単語の解釈・語源 六 母音の区別と動詞の活用形との関係 七 奈良時代の音節の使用度と音韻体系 八 奈良時代の母音の結合 九 日本語の動詞の活用形の起源 6 音韻の変遷(2) 奥村三雄 一 中古中世期の音韻 二 音韻の発達 三 音韻の消滅 7 音韻の変遷(3) 森田武 一 母音 二 子音 三 拗音 四 長音 五 入声音 六 連声・ 8 日本語のアクセント 上野善道 →[[上野善道「日本語のアクセント」]] 9 生成アクセント論 早田輝洋 →[[早田輝洋「生成アクセント論」]] 10 アクセントの変遷 小松英雄 →小松英雄「アクセントの変遷」 11 音韻研究の歴史(1) 馬淵和夫 一 古代における音韻研究──国語音韻と音韻組織の認識── 二 中世における音韻研究 三 近世における音韻研究 四 近代における音韻研究 12 音韻研究の歴史(2) 大橋保夫 一 音声学以前──科学へのいくつかの道 二 音韻史と実験音声学──「実質」の時代 三 表記音声学 ──常識の効用と限界── 四 音韻論の誕生──「形相」の発見── 五 弁別素性論──普遍性の探究── 六 生成音韻論──解放と回帰── 七 音声の分析と合成──自然と文化── << 月報 >> 井出祥子「女のことばと脇役ことば」 三宅鴻「ことわざ寸評」 頼惟勤「重紐問題について」 <<