#author("2020-05-09T12:24:43+09:00","default:kuzan","kuzan") 研究資料日本文法 第2巻 目次 1 用言の成立──「体」と「用」 根来司 一 契沖以前の用言研究 二 富士谷成章、本居宣長の用言研究 三 鈴木朖、本居春庭の用言研究 2 動詞とは何か 鈴木丹士郎 一 用言としての動詞 二 動詞の特徴 語幹の用法 助動詞の承接 命令形 連用修飾の用法 連体修飾の用法 3 動詞の活用 中山昌久 一 新しい理論 二 種類がなぜ又どう立てられるか 三 言語習得と言語差 四 空間差に見る無標化の例 五 種類がなぜ有るか 六 語形を作る2つの要素 4 近世以前の動詞研究の歴史ー活用表の成立と展開を中心に 中山緑朗 一 はじめに 二 活用研究前史時代──上代から賀茂真淵まで 上代から平安時代末までの文献に見る動詞記載の方法 中世における動詞と活用の認識 近世初中期の活用研究と五十音図 三 活用研究の大成──成章・宣長から権田直助まで 富士谷成章の「装図」 本居宣長の活用研究 鈴木朖の承接関係による活用表の整備 本居春庭の活用研究と活用表 義門による活用研究の進展と活用形の名称 幕末の活用研究 四 西欧文典の立場からの研究 五 おわりに 5 明治以降の動詞研究の歴史 小松寿雄 一 動詞の文法論上の位置 二 活用研究 活用形の起源 活用組織 三 自動詞・他動詞・所動詞 四 動詞のアスペクト 6 動詞の諸問題-古典語のサ変動詞を中心に 」 坂詰力治 はじめに 一 サ変動詞の実態 二 複合サ変動詞の語彙 三 サ変動詞「ス」の上接語との連接関係──用法(一) 四 サ変動詞「ス」の下接語との連接関係──用法(二) 7 方言の動詞-活用体系の面を中心に 奥村三雄 一 はじめに 二 動詞の活用体系-記述の方法 三 共通語における動詞の活用 四 諸方言における動詞の活用 五 文法現象の地域的比較 8 外国語の動詞 W・シュルテ 大室幹雄 一 会話は場面の注釈 二 分離動詞と複合動詞 三 本格的な受身型 四 動詞と擬態語 五 受身形と「なる」 六 く臼げロヨについて 資料I 近世以前の動詞研究書抄・活用表 [中山緑朗] 連理秘抄(抄) 韻鏡図(倭訓) 和字正濫抄(抄) 日本書記通証(倭語通音) 語意考(抄) あゆひ抄(おほむね下) 活語断続譜(神宮文庫本) 詞八衢(抄) 友鏡(抄) 和語説ノ略図 活語指南(抄) 資料II 接尾語からみた動詞一覧 [北條正子] 資料III 動詞関係研究文献一覧 [中山緑朗]