#author("2024-03-20T10:41:44+09:00","default:kuzan","kuzan") [[宮尾登美子]] 中公文庫 新版による p.117 「何を吐かす!」だの「汝が! 畜生が!」だのと[[男言葉]]で喚き上っている p.137 「ウ音中音ハル音」の区分けも、忌物とされている[[侍訛]]も[[奴言葉]]もその場で聞分けられて了う。 p.263 [[上方訛り]]が野太く落ちて来て、 p.334 土佐で云う「ほんそ」の言葉は、秘蔵の、とか、大切な、とかの意味を持つもので、仮に字を当嵌めるとすると「本蔵」、が一番ふさわしい趣となる。それは主に子供に対して使い、赤子の綾子が育つにつれ、誰からともなく家の内外、「ほんその嬢さん」やら、「富田のほんそ」とやら呼んで、 p.352 憶えたての[[大阪弁]]で男衆たちに向うの暮しを語り、 p.438 鉄砲町辺りでは昔、皆訛ってゴブ玉と呼び、 〈ゴム毬〉