#author("2020-07-20T22:52:05+09:00","default:kuzan","kuzan") 島田泰子2008 二松学舎創立百三十周年記念論文集 平成二十年三月一日 発行 >> 1.ダダ語彙についての整理 1.1 近現代語における語例とその種類 1.2 ダダの担う意味 1.3 用法の文法的特性 2.通時的な観点からの分析と考察 2.1 近世に遡れる語例 2.2 接頭辞ダダの展開についての見通し 3.〈ダダ+dvn>の成り立ちについて 3.1 〈ダダ+dvn>が連用に働くことの意味 3.2 〈タダV1ニV2>~〈タダ+dvnニV>~〈ダダ+dvnニV>の 3.3 副詞タダの語形分化と接頭辞ダダの位置付け 4.「ダダ広い」の成立について << >> 参考文献 亀井孝(1994)もし一皮むくならば(口演速記)(大谷女子大国文 24) 近藤明(1993)「動詞+ニ+動詞」型における動詞の重複範囲――「ひたぎりにきりおとす」「ただあしにあしうなる」等――(明治書院『国語語彙史の研究』13) (1994)「強調」の「動詞+ニ+動詞」型――Φ型と「イヤ-」「タダ-」――(語源探求4) 関谷浩(1971)「ただあきに」の構成について――「ただ」は、はたして副詞か――(国語研究31) 蜂矢真郷(1998)『国語重複語の語構成論的研究』(塙書房) 前田勇(1968)近世上方語の接頭辞について (武蔵野書院『近代語研究』 2) 宮島達夫(1973)無意味形態素 (国立国語研究所論集 4) 山口康子(1976)「に」を介する同一動詞反復形式の流動 ――「いや」から「ただ」へ―― (長崎大学教育学部人文科学研究報告 25) 山口堯二(1960)動詞の重複形式について――「に」「と」を介する形式を主に――(国語国文 29-6) 藁谷隆純(1982) 「ただ ・に」(解釈 28-9) << http://ci.nii.ac.jp/naid/110004734643 の論文化