#author("2021-10-07T16:07:46+09:00","default:kuzan","kuzan") 本田和子『女学生の系譜 彩色される明治』青土社 [[一九九〇年]]七月一〇日第一刷発行 #amazon(4791750853, , ) >> 目次 I 「女学生」の誕生 装飾される都市 時代のヒロイン 開化の記号 女学生のイコノロジー II 髷からの解放 丸う結ぶや束髪《たばねがみ》 断髪-近代の視覚化 女たちのディスクール 風俗と思想 花開く明治、登場する女学生 女学生のイコノロジー III 風のいたずら 翻る娘たち カーテン製舞踏服 海老茶式部の登場 女学生-挑発する「性」の象徴 時代のヒロイン 女学生のイコノロジー IV 宙に揺れることば 囲いの中のジャルゴン 「書生ことば」の近代 虚妄としての平等 江戸からの贈りもの 宙吊りされることばたち V 恋《ラブ》と脳病 ヒステリーの登場 脳と心の病い 分裂の発見 ラブすること 「恋《ラブ》」と「愛《ラブ》」──その虚妄性 少女幻想 女学生のイコノロジー VI 「少女」への凝集 置き去りにされる娘たち 少女幻想共同体 「女学」の雑誌から「少女」の雑誌ヘ メディエーターとしての若松賤子 少女小説のはじまり 明治の終焉 女学生のイコノロジー VII 『森』近代型女人の神話と時代 内なる「明治」 にんじんとあんパンと鉱毒事件 「女学生」という不器量 猶予期間の出現 プラトニックラブ 囲い地の中の神話 明治の終焉 あとがき <<