#author("2024-05-11T17:41:10+09:00","default:kuzan","kuzan")
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[[横溝正史]]
小説

 [[標準語]]を使っているがどこか[[上方訛り]]がある。神戸か大阪か、おそらく神戸だろう。金田一耕助け神戸出身の友人をもっているが、その男の言葉の[[訛り]]とよく似ている。

「あ、いまお見えんさりました。お連れさんもご一緒のようでござります」
と、[[お国言葉]]をまる出しで、

[[講釈口調]]


 「お生まれはどちらです」
 「横浜のほうでございます」
 道理できれいな[[標準語]]の発音をする。

そのころはまだ、フィーバーという言葉ははやっていなかったが、いままさにお祭りフィーバーというところだろう。

 「ああ、そう。それに今夜のうちに一度は刑部神社へ顔を出しておかんといかんけん」
 と、竜平はつい[[お国言葉]]を出して、

下
 広瀬警部補も開き直っているので、できるだけ[[お国訛り]]をひかえるようにしている。
そうであると竜平も[[標準語]]で答えた。

広瀬警部補はつい[[お国言葉]]を出して皮肉ったが

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