#author("2020-07-26T23:51:38+09:00","default:kuzan","kuzan") 石山茂利夫 『今様こくご辞書』[[読売新聞社]] 一九九八年十年八月十五日 #amazon(4643980753, , ) >> まえがき 凡例 本書で使った辞書 「いさめる」 崩れた上下関係、目上も目下もない? 「鳥肌が立つ」 嫌悪感薄れ? プラスイメージにも 「何気に」 日本語の流れに逆行する新語 「まくま(幕間)」 誤読ではな<、ま<あいとは間の違い? 「かって」 -旧仮名世代の弱み 「シュミレーション」 発音しづらい「ミュ」の変化は日本語なまリ? 「一声を一あらげる」 もう一つの「ら」抜け言葉 「今だに」 意味は似てても「未だに」とは別? 「生きざま」 「死にざま」から出来た新語 「生き急ぐ」 行き着<先は、はるかロシアか 「効を奏する」 日本語の中の漢語に残るあいまいさ 「二の舞を踏む」「-を演ずる」が"元祖"とは言えない 「ヘア」 --枝分かれした意味の始末は? せいこく 「正鵠を射る」 的は「射る」のに、正鵠は「得る」とは---? せいこう 「正鵠」 慣用読みのなぞは深まるぱかり。 「──の暁には」 プラスイメージ限定が主流だが 「願わくば」 「は」が「ば」に化けたわけ 「全然」 打ち消しを伴わなければ誤用か 「ナウい」 古臭<なっても語釈はナウいまま 「避難所」 「ジョ」か「ショ」か、それが問題だ 「冥加《みょうが》に尽きる」 極楽と地獄を兼ね備えた言葉 「冥利《みようり》に尽きる」 地獄の意味が消えた…… 「魅《み》せる」 魅カ的な"感字" 「こだわる」 新用法の出自に異論 「フラウ」 死語が生きている不思議 「戦前」 第二次世界大戦の前のこと? 「気まりが悪い」 「気恥ずかしい」意からの俗解? 「役不足」 謙遜の意味で使われる理由 「中味」 中身に違いがあるじゃなし--- 「エンターテイメント」 「ン」脱落現象の根拠 「大地震」 「オオジシン」派は、今や少数だが 「永久に」 ファンの胸に永遠に残る長嶋茂雄の現役引退あいさつ 「ひと段落」 書き言葉にも出現、広まる下地十分 「異和感」 この表記に違和を感じるか 「アルバイト」 戦前と戦後て意味ががらりと変じた語 「順風満帆《じゅんぷうまんぽ》」 お年寄りにも多い誤読 「仕事」 油断ならない"意表文字" 「たれ」 司馬遼太郎さんが好んだ言葉 「始めまして」 -はじめましての怪- あとがきに代えて 参考文献 索引 巻末 <<