#author("2021-09-29T16:02:07+09:00","default:kuzan","kuzan") 新潮日本文学大辞典 小寺融吉 <!--練供養伊州佛教厨名】「迎接曾 「二十五菩薩來迎魯}面かぶり」【解説】念佛 行者の臨終の時に、聖衆来迎してこれを浄土 に導いた事のさまを摸倣する一種の演劇的佛 事であゑ娑婆に擬した堂宇と、西方浄土に 擬した堂宇との問に、來迎橋と呼ぶ橋を架け 渡し、こり上を音楽につれて二+五菩薩に扮 した者が練り歩き、念佛行者に象られた木像 が輿に乗せられて後に続く。大體からいふ形 式であるが、寺々に依り多少の相違もある。 【沿革】この偽事は、恵心僧都の始めたものと 僻へられるが、僧都は寧ろ中興の湖で、…段 と古い儀式がかやうた意味の目的のために改 められ、最初り菩薩練道の原始宗教的意味は 忘れられたものと見るべきである。今は大和 の堂廊専・久米寺・矢田寺、大阪り大念佛寺、 東京の九品佛、信州平原の+念書等に行はれ てゐる。 【参考】奥津九品佛の來迎曾に詣でて北野博美 (民俗夢術一ノJO大阪大念佛詳の來迎曾永 門衛吉(同上一ノ五) . 〔小寺〕 -->