#author("2021-09-29T20:09:17+09:00","default:kuzan","kuzan") [[詠歌大概]]の抄 >http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/e/kokusyo_e001.html> ゑいかたいがいせう 詠歌大概抄 二巻 細川幽齋 詠歌の法則注意等を記したるもの。成書の由來に就きて奥書に云へるは、「久我亜相此の抄を講すべきの由仰られしか、憚りなきにしもあらねば、いなぴ申せしに、強て度々になりしかば、尊命背き難く、三光院内府、先年御講釋の時の聞書、箱の底に取り置しをえらぴ出でてかたのやうにかき集め、二冊となし侍リぬ」と。天正十六年戊子〔二二四八}の作なり。 ◎細川幽齋の傳は「伊勢物語闕疑抄』の下にあり。 << 新潮日本文学大辞典 久松潜一 岩波日本古典文学大辞典 なし