詠歌大概の抄
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ゑいかたいがいせう
詠歌大概抄 二巻 細川幽齋
詠歌の法則注意等を記したるもの。成書の由來に就きて奥書に云へるは、「久我亜相此の抄を講すべきの由仰られしか、憚りなきにしもあらねば、いなぴ申せしに、強て度々になりしかば、尊命背き難く、三光院内府、先年御講釋の時の聞書、箱の底に取り置しをえらぴ出でてかたのやうにかき集め、二冊となし侍リぬ」と。天正十六年戊子〔二二四八}の作なり。
◎細川幽齋の傳は「伊勢物語闕疑抄』の下にあり。
新潮日本文学大辞典 久松潜一
岩波日本古典文学大辞典 なし