#author("2023-08-02T23:10:01+09:00","default:kuzan","kuzan")
[[邦光史郎]]

p.81 中国人なら、筆談が可能である。しかも中国人は語学の天才ぞろいで、二年も日本に住んでいると、大阪弁も巧みに操ったから、
p.252 [[関西弁]]の軽妙さソフトさを使いこなしてのコピーだが、当時、大阪では、東京にない味わいをもつ関西風のコピーが流行していた。
p.355 この席では、思い切り[[大阪弁]]して、ええしになった気取りを忘れて、
p.362 恍けるのに[[大阪弁]]はまことに都合がよかった。
p.379 [[大阪弁]]でどなりつけると、あきらめて米兵は帰っていった。
p.380 [[大阪弁]]と後は手真似で器用に信治郎は意志を通じさせている。
解説 [[川又一英]]
> 大阪弁が相手では、東京もんは分が悪い。たとえば、である。
 -やってみなはれ。
 これを東京言葉で、どう置き換えたらよいのか。
 -やってごらんよ。
 では、権威を喪失した父親の言い草であるし、
 -やってみなさい。
 などでは、教育ママか教師の口吻になってしまう。つまりは、[[東京言葉]]では太刀打ちしがたいのである。



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