#author("2021-09-17T17:56:22+09:00","default:kuzan","kuzan") 鈴木博(一九八四)『室町時代語論考』清文堂出版 >> 序 土井忠生先生 第一部 語誌 一 「カガシ」の語源 二 狂言用語「ガゴウジ」の語源は「元興寺」にあらず 三 京言葉「ハンナリト」の誕生 四 オ段長音開合からの考察 (一) アイソウ(愛崇・愛想) (二) ヒナタボッコウ (三) ボウ〳〵ト 五 抄物語彙考 (一) ベンタウ(便当・弁当) (二) 副詞「ナック」 (三) ミチレナイ (四) ヤマスル (五) ウラ思イ・猶豫 (六) 動詞「コク」 第二部 抄物各種 資料性と言語 六 抄物概説 付「長者」の清濁 七「蒙求抄」の先抄本 (一) セイジ(世事) (二) セド京上 (三) フルシイ (四) ギャウドウの下入 八「大成和抄』 (一)諸本 (二) 四字ヲ名詮悪シト云 (三) ウッタウシイ (四) サウカウ(草合・草冠) (五) ネマル 九 「四河入海』の二写本の比較 一〇 「三体詩抄』諸本概観 一一 叡山文庫蔵の「錦繍段抄」 付説1 「周易抄」の「ダ」 付説2 「ヒサゴ」と「ヒシャク」 一二 『長恨歌抄」に見る宣賢の講解態度 (一) 「瓦」の解 (二) 梨から桃李へ 一三 「玉塵」の二写本の関係瞥見 補説 「七書」の読み 一四 医学の抄物二、三 -一栢・道器・玄朔- 第三部 音韻・文法 一五 オ段音に後続する「ほ」の長音化過程 ――抄物・キリシタン資料における―― 一六 中世国語におけるバ行音とマ行音との交替 一七 ロドリゲス『日本大文典」の関東方言の条の解し方 第四部 国語史的立場から中世のなぞなぞを解く 一八 中世の謎についての国語学的考察 一九 『日本書紀抄』のハ行音記述 -永正のなぞ「母には二たび」の解きへの支証 二〇 中世の謎々を解く (一) 『月庵酔醒記」の「なにそ」 (二) 「あたうかたり」 (三) 香川大学蔵「謎立」から (四) 宸筆本「なぞだて』から 参考文献 二一 永正のなぞ「一こってう」私解 付「一里ほほうさいやれ」続貂 あとがき 本書所収論稿の原題と初出年時一覧 索引 i 語句索引 ii 事項索引 << >> 本書所収論稿の原題と初出年時一覧 第一部 一 語源追求の方法ーカガシの場合ー 「国語国文」51巻10号 昭和五十七年十月 教科書断想ーカガシ・七ー 「図書館だより・きょういく」(滋賀大学附属図書館教育学部分館)PART II 30号 昭和五十八年二月(∴本書では後半を省略) ニ ガゴウジ元興寺説を否定する 「国文学攷」80号 昭和五十三年十二月 三 「はんなりと」小考 「滋賀大国文」9号 昭和四十七年一月 四 オ段長音開合存疑例――アイソウ・ヒナタボッコウ・ポウ〳〵ト 「国語史への道 上 土井先生頌寿記念論文集』(三省堂)昭和五十六年六月 五 抄物語彙考 「国文学攷」21号(特集・中世国語学) 昭和三十四年七月(∴「ベンタウ」「ナック」「ミチレナイ」「ゴクシン」「ヤスマル」の中、本書 では「ゴクシン」を省く) 抄物語彙雑考 「国文学攷」23号(土井忠生先生還麿記念特集)昭和三十五年五月(∴「ウラヲモイ・猶豫」「コク」「ギセイ」の中、本書では「ギセ イ」を省く) 第二部 六 しょうもの抄物 『国民百科事典』7巻(平凡社)昭和五十二年九月 七 蒙求抄の先抄本の用語についての小考ーセイジ・セド京上・フルシイ・ギャウドウの下入ー 「滋賀大国文」19号 昭和五十六年十月 (∴鳥居裕契氏と連名) 八 『大成和抄』のことばー諸本・四字ヲ名詮悪シト云・ウッタウシイ・サウカウ・ネマルー 「滋賀大国文」22号 昭和五十九年六月 九 四河入海についてー東福寺所蔵本と両足院所蔵本との比較小見ー「国語国文」35巻5号(遠藤嘉基博士還暦記念国語学特輯第一)昭和四十一年五月 一〇 室町時代における漢籍講解の研究-特に三体持抄諸本についてー「第十七回 事業報告書 昭和五十四年度」(三島海雲記念財団)昭和五十五年十一月 一一 叡山文庫蔵の錦繍段抄について 「国文学攷」66号 昭和五十年三月 一二 長恨歌抄について――宣賢の講解態度―― 「国語国文」46巻4号(浜田敦教授退官記念国語学特輯第一)昭和五十二年四月 一三『玉塵』についてー叡山本は果たして国会本(系)からの転写本か?――「国文学攷」72・73合併号(中世語特集)昭和五十一年十二月 一四 医学の抄物二三―一栢.道器.玄朔ー 「国語国文」45巻6号 昭和五十一年六月 第三部 一五 オ段音に後続する「ほ」の長音化過程ー抄物.キリシタン物におけるi 「国文学攷」28号(斎藤清衞先生古稀記念特集)昭和三十七年五月 (∴浜崎賢太郎氏と連名) 一六 中世国語におけるバ行音とマ行音との交替「昭和三十三年研究会誌」(京都市立高等学校国語研究会)創刊号 昭和三十四年三月 一七 ロドリゲス日本大文典の関東方言の条に関して 「国語学」45集 昭和三十六年六月 第四部 一八 中世の謎について一国語学的考察のもとにー 「仏教大学研究紀要」52号 昭和四十三年三月 一九 日本書紀抄のハ行音記述-永正のなぞだて「母には二たび」の解きへの支証―― 「国語国文」47巻9号 昭和五十三年九月 二〇 中世の謎々を解く 「滋賀大学教育学部紀要」29号 昭和五十五年三月 二一 一こつてうー永正十三年「なぞだて」私解ー 「滋賀大国文」12号 昭和四十九年十一月 <<