#author("2021-10-24T14:25:16+09:00","default:kuzan","kuzan")
韻鏡
>>
[[牧野重長]]の述、寛文十年(二三三〇)刊。全部漢文にて記されて私は[[靜嘉堂文庫]]で一讀した。三十六字母配位、五音、七音、清濁、四聲四等、單複行、輕重之事に始まりて六對十二反切などの諸項、必ずしも頓悟をまたぬ。又[[標注]]には[[開奩]]、[[切要抄]]、[[遮中抄]]を引いて有るが[[遮中抄]]は之よりも晩出だから後人の加へたもの、但し之によりて[[切要抄]]の[[無絃]]が淨土宗僧と知られると[[文雄]]を聯想する。
岡井慎吾『日本漢字学史』
<<
http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=XMI2-09202

トップ   編集 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS