井上光晴 幕末時代小説 文久3年 長崎
「後記」に
やりとりの語尾に使われる「でっしょ」と「でっしゅ」は夫々出身地の違いであり、そのことを一例として会話には可能な限りの神経を使った。
p.293
日本のごたる国でも薩摩と長州なまりっきり言葉も違う。