1962.9
〈速記〉
速記とリライト(座談会) 金子勝昭(週刊文春編集部)・橋本正雄(週刊朝日編集部)・吉田宏文(専門速記の会会員)・〈司会〉野元菊雄 2-13
文字化の苦心
速記しにくい人
わからない文章
同音異義語の問題
カットする苦労
材料が足りない苦労
順序を入れかえる
編集者が制作する
笑い声を配置する
司会者の苦心
司会者の発言量
一人一回の発言量
速記でのあいづち
ト書きを入れる
女性の話は速記にとりにくい
談話から署名原稿を作る
文体の書き分け
何も知らない人がリライトする
当用漢字、現代かなづかい
(速記 竹島茂)
言語時評 14-15
漫画のセリフ 矢野健太郎
ムダの多い発言 飛田多喜雄
方言と思われていない言葉 岩淵悦太郎 【めん番】【〜て見える】【〜られん】(禁止)【見れ】【〜でした】
日本語速記の沿革と現状 鈴木庄平 16-23
外国での速記の誕生
日本への速記の輸入
日本速記の誕生
日本最初の速記教育
速記の実用化
速記の語源
府県会の速記
講談、落語の速記
帝国議会の速記
新聞と電話速記
裁判と機械速記
ラジオ放送と速記
座談会と速記
著述と速記
日本速記の諸方式
切り抜き帳 24-25
コカコラ週刊誌
議論に向かない日本語
日本語教育 台湾
百年後の英語
新鮮な、モレシャンの日本語
口蓋裂の言語障害児のしつけ
機械による音声言語の記録・再生について 関英男 26-28
はじめに
速記術について
速記用タイプライター
音声タイプライターの問題点
ピンクル先生 佐字投太 (四コマ漫画) 28
速記者の書く文章 竹島茂 29-36
(二人の速記修行者のものと、「録音テープより忠実復元」の比較)
のぞき窓 M 36-37 学校文法
口述速記の経験から 和歌森太郎 38-41
国会の会議録と速記 石渡潔 42-48
国会会議録の意義とその性格
国会における速記採用の経緯
国会における演説と速記
会議録の編集とその苦心
三遊亭円朝の人情話速記本とその影響 山本正秀 49-57
目 58
耳 59
聞き書き採録者の弁 利倉幸一《としくらこういち》(演劇評論家) 60-65 芸談
ことばのくずかご 66-67
作家の話しぐせをぬすみ取りする 野村邦彦 68-75
こんなことがある 【月賦】 75
(ルポルタージュ)速記者養成所 編集部 76-79
速記符号(文字)
反訳について
速記を習う
速記と速記者の将来
隠語と韻語 言葉の社会学 磯村英一 80-82
ホントケェ 矢崎武子 82-84
こんなことがある 「わが町の会話」(山形県) 84
録音器 オーナードライバー心得帳 85-87
こんなことがある 熊本の「じぶん」など 87
わたしの読んだ本 88-92
前田勇 惡いことば、下品なことば (金田一春彦)
波多野完治 実用文の書き方
三沢仁 ビジネスマンの読み方・書き方・つづり方
(以上 芳賀綏)
ヴィゴツキー 柴田義松訳 思考と言語 (村石昭三)
こんなことがある 92
相談室 93-95
ウソをつけ 答え・宮地裕
「に」「と」 答え・宮島達夫
ピンクル先生 佐字投太 (四コマ漫画) 95
読者と編集部 96