ISBN:4124021437
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第三巻 近世文芸賸稿
一 研究方法
1 近世文学史の構想
2 専門白痴的考証法
3 『文学』と私
4 補助学との間
5 近世出版事典
6 国文学研究の揚
二 時代精神
1 近世文学精神の流れ
2 近世小説に於ける三教一致思想の推移
3 大衆化の志向
4 近世的なるものの否定の様相
三 作家環境
1 文人と宗匠
2 江戸文人の生活
3 平民文学俗文学の弁
4 荷風と戯作者
四 小説小論
1 江戸諷刺小説について
2 西鶴の組材
3 天下の町人考
4 血かたびらの説
5 樊噲 ──春雨物語小論
6 茶〓酔言と胆大小心録
7 怪異の世紀
五 浄瑠璃、歌舞伎
1 浄瑠璃絵尽の効用
2 近松作品中の遊里
3 傾城妻恋桜
4 御家狂言におけるかぶき性──加賀騒動の芝居と実録体小説
5 狂言伎語
六 川柳、雑俳
1 悪口の文学──川柳、洒落本の素描
2 川柳と洒落本
3 川柳における詠史句
4 地方雑俳研究を提唱する
5 誹諧あるが中──元禄六年前句附会所本
6 落書やなきたる
7 冠句のおもしろさ
8 川柳雑俳寸感
七 近世歌謡資料二三
八 古典と近世文学
1 伊勢物語と近世文学
2 源氏物語の近世文学への影響
3 方丈記、徒然草の近世的享受
4 徒然草受容史
5 芭蕉と近世文学
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