1956.5
VOL.24
翻訳文学
はじめに 編集部(1)
世ノ翻訳先生ニ告グル文 植木枝盛(2)
聖書和訳史とその文学的影響 笹淵友一(3)
翻訳文学の問題――『ファゥスト』翻訳をめぐって 道家忠道(20)
『ハムレット』の翻訳 小津次郎(31)
二葉亭のツルゲーネフものの翻訳について 木村彰一(41)
フランス文学の功罪 杉浦明平(50)
近古に於ける語頭濁音の「候ふ」 吾郷寅之進(60)
祝詞の形成一三~五世紀の基本的な問題をめぐって 吉田義孝(71)
《日本の文芸雑誌》
『屋上庭園』 野田宇太郎(93)
『白樺』 中谷博(98)
『芸文』 宗政五十緒(106)
【動向】
ことばブームの意味するもの 上甲幹一(111)
《書評》
市古貞次著『中世小説の研究』 岡見正雄(114)
民話の会編『民話の発見』 宮本常一(117)
野間宏『文学の方法と典型』 祖父江昭二(120)