『言語生活』
1964.7
〈美しい日本語〉
〈座談会〉ことばの美しさ 小山いと子・成瀬政男・波多野完治・編集部(司会)
言語時評
あるテレビ語学講座 佐々木達
第一言語の教育 志田延義
残したいアイヌ語地名 前田雄二
美しい日本語 石黒修
目
耳
会話の美学 内村直也
カメラの散歩 「ほらほら」「ごもくは ごもくかごえ」
切り抜き帳
方言で書かれた詩 草野心平
ことばのくずかご
印刷された文章の美しさ 佐藤敬之輔
日本人に教える日本語(探訪)
こんなことがある 生徒がた フアン
随筆
秀才型と鈍才型 藤原弘達
梁さん 藤原てい
言葉に困る 双葉十三郎
表記法への素朴な疑問―藤井氏の「送りがな論」に関連して― 太田勇造
こんなことがある 電気~ あべこべ語
調査にかかわることばと表現の問題―家庭裁判所調査官の実務を通して― 屋久孝夫
全国の読者で共同研究を! 第1年度研究テーマ 子どもの遊びのコトバ――その形態・機能・分布・伝播・伝承の研究―― チョキ・パーの名称
談話室
なごや弁は消える 武田至
道元の「愛語」について 蟻川昭二郎
サバだ、サバ(神奈川弁の一面) 日野資純
むかしの中学生はどんな文章を書いたか 中西秀男
こんなことがある 生きのこりの古語
〈録音器―生きたことばを忠実に文字化したもの〉―明治の子ども―
わたしの読んだ本
前田勇著「近世上方語辞典」 鈴木棠三
岩淵悦太郎・柴田武著「名づけ」 千種達夫
平山輝男・中本正智著「琉球与那国方言研究」 上村幸雄
読者と編集部