→フツクチキ
幸田露伴「音幻論」 森田思軒「和歌を論す」 山田孝雄『国語の中に於ける漢語の研究』第八章「漢語の影響によりて起りたる國語の種々の状態」
漢字にはptkの手音を尾音に持つた入聲といはれるものがある。それらがわが國に於ては夫々母音を添加されて入聲ではなくなってゐる。そこでフクツチキの音を終にもつ字は入聲であるといふやうにいはれてゐる。 吉沢義則『国語史概説』p.48
漢字にはptkの手音を尾音に持つた入聲といはれるものがある。それらがわが國に於ては夫々母音を添加されて入聲ではなくなってゐる。そこでフクツチキの音を終にもつ字は入聲であるといふやうにいはれてゐる。
こまつひでお「「ワヰフヱヲ」小考」 小松英雄『日本声調史論考』にも