http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/s1/kokusyo_sa040.html>
さくぶんだいたい
   作文大體 一卷
 詩文の作法作例を示したるもの。首めに大江朝綱の作詩上の注意十條を擧げ、次に詩の六義、文章の十二對、雑筆大體等を記し多くの作例に就て解剖説明を加へたり。天慶二年己亥〔一五九九〕の、序文及ぴ「此抄記2菅江兩流之家説1。非2其家1者轍勿v及2披露1」云々と記したる奥書あり。『群書類從』巻百三十七、文筆部第十六に入れたり。

hr>

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/s1/kokusyo_sa040.html>
さくぶんだいたい
   作文大躰 寫本一巻  中御門宗忠
 初めに源順新選詩髓腦を載せ、次に作文大躰には、第一按題、第二五言、第三七言、第四句名、第五詩病、第六字對、第七調聾、第八翻音、第九用韻、第十俗訛を記し次に雑筆文躰にて登句、漫句、壮句、緊句、長句、隔句、送句等の事を記し、各本朝名家の句を引用して作例を示せり。嘉永三年庚戌〔二五一〇〕の奥書あり。
◎中御門宗忠は権大納言宗俊の子。夙に諸官を経て天承二年壬子〔一七九二〕從一位右大臣となれり。常に詩文を嗜み、樂曲等に長す。著す所に其日記、中右記宗忠卿記〕の大部あり。永治元年辛酉〔一八〇一〕年八十にて薨ず。


トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2022-08-08 (月) 08:44:09