福井久蔵
『国語学史』
昭和十七年
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/PDF/hukuigakusi.pdf
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1126280
はしがき
序説
上代
記紀時代の文字
宣命書
上代中古に於ける辞書
眞假名の發達
平假名の發生
片假名の發生
五十音圖
點圖
古典研究より起つた語學
歌道より起つた語學
古典の研究に見えたる語學
鎌倉室町時代の辞書
假名遣
連歌より起つた語學
品詞の観念詞辞の分別
語原の研究
近代
古學の興起
円珠庵契沖
語原の研究
國學の成立
賀茂真淵
富士谷成章の出づるまで
富士谷成章の語學説
韻鏡の研究
本居宣長の語學
本居派の語學者
歴史的假名遣の完成
鈴木朖と本居春庭
東條義門
本居派の語學の補正
鹿持雅澄の語學
平田篤胤と伴信友
江戸末期に於ける語學家
西洋文典に則を取るもの
江戸時代に於ける辞書
江戸時代に於ける方言語彙
現代
明治維新より三十年代まで
洋風を嫌った日本文典
「かなのくわい」と羅馬字會
言文一致の氣運
辞書の編纂
チェンバレンの出るまで
言語取調所の設立
關根正直の語法私見とその反響を見るまで
大槻文彦の廣日本文典の出るまで
口語法の研究
方言の研究
上田萬年と國語界
帝國教育会の国字改良部と言文一致部
國語調査会
國語學史と國學家の史伝
音聲學研究の初期
廣日本文典から山田の日本文法論まで
口語法研究のその後
方言研究のその後
三矢重松の高等文典及び古事記の訓法
山田孝雄の日本文法論
大矢透の假名及び音韻の研究
乎古止點及び訓法1
語原の研究
日本語の系統論
歴史的研究(その一)
-山田孝雄の奈良朝文法史、平安朝文法史及び平家物語々法--
歴史的研究(その二)
歴史的研究(その三)
--室町時代の音韻・語法の研究--
歴史的研究(その四-江戸時代)
比較的研究
漢字の研究
大正昭和期に於ける辞書
國語學一般概説
東方言語史叢考と東亜語源志
大正末期より昭和へかけての文典(その一)
大正末期より昭和へかけての文典(その二)
大正末期より昭和へかけての文典(その三)
大正末期より昭和へかけての文典(その四)
昭和期に於ける方言の研究
國語の音聲學研究
音聲學協会の誕生とその後
昭和期に於ける國語學史
國語史の研究(その一)
國語史の研究(その二)
ラヂオ放送とことばの講座
國語科學講座と岩波講座日本文學、岩波講座國語教育
フランコ・スイス學派の紹介及び國語解釋學と表現學
記念論文集に於ける國語學
日本言語學會及び日本方言學會の設立
欧米人の日本語研究の一瞥