織田正吉
講談社現代新書808

#ことば遊び


1コスモスと電話をかける女かな しゃれと語路あわせ 7
 汚職事件が足りない
 大蛇がマムシを食っていたか
 京都大原三千円
 家へ遊びに金盞花
 骨が折れますか
 ツー・カット・ア・トマト
 憎しみのない強盗
 産医師異国に向こう
 八万三千八三六九三三四七
 擬算数歌
 縁語の働き
 掛詞と縁語
 『サザエさん』と『赤西蠣太』
 縁語は生きている
 語路あわせ
 しゃれに関する用語
 毒ガス七月八月
 四十にしてマドモアゼル
 パロディー
 コケコッコーと「東天紅」
 父父、子か子か
 鳥以外の語路あわせ
 物づくし
 『集中講義』

2祗園の擬音 早口言葉と隠題 57
 『マイ・フェア・レディ』の早口言葉
 同音を重ねる
 三上三猿三ム
 三ピン一スケ
 山号寺号
 詩の脚韻
 佐藤一英の詩
 言語遊戯としての押韻詩
 玉の装ひうらやまし
 視覚的なしゃれ
 ゼイタクは素敵だ
 電文の読み違い
 ベンケイガナ
 雨が降りそうな天気でない
 二百万ドルコンマ
 言葉のなかに隠れた虫たち
 作者の名を詠みこむ
 隠題はしゃれの一種
 英文の隠題
 鮭・鮫・鱈・鯉
 駅名だけで綴る文章

3鳥鳴く声す いろは歌とアナグラム
 ヨキミセサカエル
 同じ文字なき歌
 最高の傑作「いろは歌」
 「あめつち」の歌と「大為尓」
 その後の「新いろは歌」
 堀田六林の『つの文字』
 横井也有の返歌
 五十年がかりの「新いろは歌」
 『萬朝報』国音の歌
 「新いろは歌」の復活
 雪の故郷お嫁入り
 「ゐ」「ゑ」を省く
 隠れている傑作
 パングラム
 アナグラム
 シェークスピア=ベーコン説
 アナグラムの秀作
 日本のアナグラム
 伝えたい「いろは歌」

4一ぴき二ひきさんまのしっぽ 折句
 エラリー・クイーンの遊び
 かきつばたの折句
 もっとも古い言語遊戯
 折句歌の形式
 ルイス・キャロルの折句
 ダブル・アクロスティック
 江戸川乱歩の『二銭銅貨』
 身上判断詩
 現代詩のなかの折句
 折句のエッセイ
 数え歌
 折句の視覚化
 ワードスクェアとクロスワード
 アクロニム
 鳩が豆食ってパッ
 記憶法としての折句
 デカンショ語源説
 JOBKの由来

5さかさのさかさはさかさ 回文 181
 よきつきよ
 町のなかの回文
 もっとも古い回文
 土屋耕一氏の回文作品
 暇と若さと知恵と
 日本一長い回文
 回文による造型
 小説のなかの回文
 回文『四季詩』
 回文づくりの方法
 構築と接合
 ローマ字の回文
 英語の回文
 回文の戯曲『エデンにて』
 ワード・ユニットの回文
 神明俳諧
あとがき 217


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 09:40:17