大国隆正
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/syomokukaidai/ta/kaidai_ta023.html

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/t3/kokusyo_tu006.html>
つうりやくえんやくべん
   通略延約辨 一卷  野之口隆正
 我が古言の通音、略音延音約音等を辨明したるもの。其総論に曰く「世の古言を説くもの、眞淵翁の謬説に従ひ、古言を、己か私情にまかせて、通はし、略き、延べ約めて説きなすに、誠に歎くべきわざなり。世の大人たち、古言を説くといひて、古言の意を失ふこと五あり。その一には沿革の理にうとく、二には正譌を辨へず、三には合語の法を知らず、四には活語にくはしからず、五には通略延約をもて、みだりに名義をとくこれなり。此の五のあやまり、皆そのもとは、通略延約を、あしく心得るに起れり。これにより、今其の五のあやまりをたゞし、眞の通略延約の用法を知らしめんとす」とあり。其の一般を知るべし。天保五年甲午〔二四九四〕五月三十日、大阪の旅宿にて書せる由を末記す。
 ◎野之口隆正の傳は「學運論」の下にあり。

岩波日本古典文学大辞典 阪倉篤義


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Last-modified: 2022-08-08 (月) 10:05:37