重松清
──記憶に残るノンフィクション文章讀本
集英社新書
1 俊英たちが切り拓いたスポーツを「書く」豊饒の世界
山際淳司
沢木耕太郎
玉木正之
関川夏央
ロバート・ホワイティング
2 「見る」という行為を文学者たちも多彩に表現する
開高健
寺山修司
村上春樹
三島由紀夫
山口瞳
村松友視
村上龍
海老沢泰久
夢枕獏
高橋源一郎
ノーマン・メイラー
3 スポーツには「読む」名調子というものもある
二宮清純
近藤唯之
佐瀬稔
大橋巨泉
阿久悠
虫明亜呂無
梶原一騎&水島新司
4 対象との距離の取り方が新しい「興奮」をつくる
金子達仁
小松成美
佐山一郎
後藤正治
最相葉月
夏坂健
増島みどり
小関順二
井田真木子
草野進
5 「過剰」にこだわった時、文章のワザが変化する
ターザン山本
吉田豪
浅草キッド
豊福きこう
ホイチョイ・プロダクション
あとがき
p.132 日本で「スポーツライター」という呼称が定着したのは、1980年の『Number』創刊が契機で、それ以前は、「スポーツ記者」が一般的だった
p.142 戦後ニッポンに「レジャー」という言葉を根付かせたのは、紛れもなく大橋巨泉と『11PM』だった。
p.150-5 一人称について、考えてみたい。 […]プロ野球の報道には「わし」が付き物である。 虫明亜呂無の「僕」
p.211-2 井田真木子は[…]言葉の発し方を克明に描く。[…]冷静な口調で[…]自分の口調がおかしくなったのか、