鮎川哲也
鼻にかかった東北弁でかたく否定するのであった
「俺あ、おめえの家さ行ったすけんど、おめえいねえはんで、けえって来たすて……」 ふと小耳にはさんだこのような秋田弁の会話も、山形の言葉に比べてより重厚に思われるのだった。