『国語と国文学』69-11
1992
古代語ノ・ガの関係表示 山口尭二 1
体言に連なる助動詞「む」の表現一『枕草子』の場合一 小松光三 11
枕草子の語法一つ一連体接「なり」の場合一 糸井通浩 22
院政期の訓点資料における助動詞 月本雅幸 32
『本朝文粋』の文章について一日本漢文文体判定の基準を求めて一 峰岸明 42
文体の史的研究に関する覚書 沖森卓也 56
謙譲語から見た源氏物語の文章 根来司 67
源氏物語の文章一平安朝文章史記述の為の一つの試み一 竹内美智子 77
『枕草子』の「ひてつくるまに」一沖縄などの方言における個数詞「ヒテツ」(1個)をめぐって一 安田尚道 87
同文脈に於ける語彙の位相一『往生要集』訓点本と仮名書き本の語彙の訳し分けについて一 古田恵美子 96
「ハ行転呼音」は何故「平安時代」に起こったか一日本語音韻史の視点と記述一一 林史典 110