『言語生活』
1952.11
筑摩書房
沖縄ではどんな言葉を使っているか 座談会 岩切登・島袋盛敏・仲原善忠・比嘉春潮・宮良当壮 2-14
島々で言葉が違う
島々の共通語は何か
敬語の変化
標準語のひろまった理由
沖縄の標準語教育
沖縄語は残る
琉球語は日本語の方言である
沖縄語に残る古語
国語研究のために
録音器 吉日をえらぶ心理─結婚式場申込風景─ 15-17
言葉で苦労する人々(三) 農作物の新しい品種の命名 (宇野義方) 18-21
話す 沈黙の研究 石井滿 22
ニホン語の性質 兼常清佐 23-26
こんなこともある 上野節男(山梨県立聾学校) 26
言語表現の生態 喜多史郎(英語学者) 27-33
詩の言葉 西脇順三郎 34-37
ことば風土記 38-39
熊本 秋山正次
青森 此島正年
近江 井之口有一
ことばの教室 漢字はむずかしいか 新宿区立落合第二小学校の例 (高藤) 40-41
相談室 「原稿用紙の書き方」(永野賢) ウオ・サカナ(林大) 42-43
読者から 43
選挙に現れた言葉(座談会) 44-53
街頭選挙風景
立会演説会
感情に訴えるか知性に訴えるか
静かな個人演説会
演説の型
政見放送での名前の言い方
演説の効果
内容か形式か
あんな型こんな型
望ましい演説の型
聞き手の問題
録音機と文書
選挙と漢字の能力
妙なことばづかい
ことばの魔術
こんなこともある 迷文 53
政見放送の一つの型 54
書く 文筆者の悲しみ 斎藤清衛 55
目 56
耳 57
言語時評 58-59
ローマ字教育の問題 土岐善麿
もっともの静かに 西尾実
「お願いします」の効果 岩淵悦太郎
原稿募集 「こういうこともある」 59
ローマ字の独立 竹内好 60-63
誤植について*1 竹内輝芳(中教出版編集部)
編集後記(高藤)