昭和三十三年一月三十一日
北辰堂
その歴史とさまざまな型
はしがき
第一章 人間の名まえについて
第二章 実名敬避俗と複名俗
第三章 出生名と古代人名の類型
(一) 出生名
(二) 古代人名の類型
第四章 人名の大陸模倣
第五章 幼名・実名・通称・字・号
(一) 幼名
(二) 実名
(三) 通称
(イ)排行名
(ロ)百官名
(四)字(あざな)
(五)号
第六章 人名の時代性と雅号の終焉
(一)人名の時代性
a 貴人名の敬避
b 一字拝領
c 人名の水平化
(二)雅号の終焉
第七章 筆名とその類型
(一) 筆名について
(二) 筆名の類型
a字喩・声喩によるもの
b簡約・増広によるもの
c顛倒・対照によるもの
d借字によるもの
e転読によるもの
f語呂によるもの
g連想によるもの
h地名によるもの
i先人模倣によるもの
j自然諷詠によるもの
k 詩歌文章によるもの
l 実名存余によるもの
m 特性標榜によるもの
第八章 一字名
第九章 戯名と匿名
(一)諷刺小ぱなし作者の戯名
(二)覆面批評家の匿名
第十章追放者の改名と亡命者の変名
(一)追放者の改名
(二)亡命者の変名
第十一章 ニックネームとその類型
(一) ニックネームについて
(二) ニックネームの類型
性癖
風貌
語癖・失言
簡称
実名のもじり
勢威
先人擬定
行跡
住居
特技
第十二章 結び 名まえのジンクス 239-247