『国語語彙史の研究』

第二十三集 2004年3月31日発行


特集――中世語
日本語語彙史の中世語─粗布(カコウ)・下二段動詞「漬(ヒ)ツ」・副詞「え」─ 山内洋一郎
拗音 柳田征司
セハシ(忙)の成立とセバシ(狭) 小林賢次
『神代上下抄』になくて『古活字版日本書紀抄』にある語・語句・文の性格─抄物語彙の側面を考える─ 小林千草
「おぎろ(賾)」の語史─中世語の一つの流れ─ 山本真吾
『コンテムツスムンヂ』の「平等なる心」について 鈴木広光
「善悪」の語史─中世前期の漢字仮名交り文における名詞用法─ 玉村禎郎
今昔物語集の接続語─「而ル間」「其ノ時ニ」を中心に─ 藤井俊博

中古における不可能を表す補助動詞─カヌ・ワブ・ワヅラフ・アヘズ─ 吉井健
唐代口語・本朝漢詩文から平安古記録へ流入した語をめぐって
─登時(トウジ)・本自(もとより)・奔波(ホンパ)(奔営(ホンエイ))・等閑(トウカン)の場合─ 堀畑正臣
早引節用集の危機─明和元年紛議顛末─ 佐藤貴裕
鴎外「舞姫」にみえる漢字・漢字列─中国近世語とのつながり─ 浅野敏彦
上代・中古に見られる形容詞派生の動詞の語基と活用─形容詞における意味分類との関連を中心に─ 林浩恵
語基を共通にする形容詞と形容動詞 蜂矢真郷

『国語語彙史の研究』22
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Last-modified: 2022-08-07 (日) 23:43:42