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神字日文傳 本文二巻二冊附録一冊
 文政二年平田篤胤著。平田篤胤全集所収。本書は伴信友の「假字本末」の所説を反駁する爲に著したもので、漢字渡來以前に日本に文字のあつた事を證明し、又その文字(日文)を考證し解説したものであって、或は日文に於ける真體草體の別、或は朝鮮の諺文は日文から轉生したものである事等を述べて居る。附録には神代文字と言はれてゐるもので疑はしいもの三十餘種を掲げてゐる。この篤胤の神代文字存在説も「假字本末」出現以來學界はその非存在説に傾き、今日では非存在説を以て定説と見做すに至ったので、全く顧られなくなった。
【參考】

   * 「[[神國神字辨論]]」[[諦忍]]著。「[[古史徴開題記]]」篤胤著。「[[神代文字考]]」[[鶴峰戊申]]著。「[[神字源]]」「[[神字箋]]」[[大國隆正]]著。「[[日本古代文字考]]」[[落合直澄]]著等は[[神代文字]]存在を説いた書として共に見るべきものである。 

(亀田次郎「国語学書目解題」)

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岩波日本古典文学大辞典 山田俊雄


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Last-modified: 2020-09-16 (水) 23:35:46